マッチングした相手は片想いの社長でした
私は春樹さんの方を見る。
仕事中の春樹さんは、もう私に笑いかけていた人とは別人みたいに真剣な顔で資料を見ていた。
――話してみよう。
春樹さんなら、きっとちゃんと聞いてくれる。
休日。私たちは結婚式場を見に来ていた。
白を基調にしたチャペル。
高い天井。
大きな窓から差し込む柔らかな光。
そして、ずらりと並ぶウェディングドレス。
「いかがですか?」
スタッフさんに声をかけられ、私は鏡の前で自分の姿を見つめた。
白いドレスなんて、自分にはまだずっと先のものだと思っていた。
それなのに。
鏡の中にいるのは、ウェディングドレスを着た私だった。
「どうかな」
私は後ろを振り返る。
仕事中の春樹さんは、もう私に笑いかけていた人とは別人みたいに真剣な顔で資料を見ていた。
――話してみよう。
春樹さんなら、きっとちゃんと聞いてくれる。
休日。私たちは結婚式場を見に来ていた。
白を基調にしたチャペル。
高い天井。
大きな窓から差し込む柔らかな光。
そして、ずらりと並ぶウェディングドレス。
「いかがですか?」
スタッフさんに声をかけられ、私は鏡の前で自分の姿を見つめた。
白いドレスなんて、自分にはまだずっと先のものだと思っていた。
それなのに。
鏡の中にいるのは、ウェディングドレスを着た私だった。
「どうかな」
私は後ろを振り返る。