マッチングした相手は片想いの社長でした
秘書なんだから、春樹さんの側にいるのは当たり前なのに。
それでも二人が並んでいる姿を見ると、切なくなる。
美里さんは春樹さんの隣に立っていても、何の違和感もなかった。
家柄も、容姿も、仕事の能力も。
きっと周りから見れば、お似合いなのだろう。
その後、休憩で席を立った時だった。
「那奈さん」
「はい、何か」
突然美里さんに名前を呼ばれて、私は我に返った。
「来週の会議資料、手伝って貰えますか?」
「ああ、来たばかりですもんね」
仕事ができるとは言え、来たばかりの会社の会議資料を作るのは、結構大変だろう。
私の親切心からだった。
「参考資料はメールで送ります」
「あと、確認しておきますね」
私は素直に引き受けた。
それでも二人が並んでいる姿を見ると、切なくなる。
美里さんは春樹さんの隣に立っていても、何の違和感もなかった。
家柄も、容姿も、仕事の能力も。
きっと周りから見れば、お似合いなのだろう。
その後、休憩で席を立った時だった。
「那奈さん」
「はい、何か」
突然美里さんに名前を呼ばれて、私は我に返った。
「来週の会議資料、手伝って貰えますか?」
「ああ、来たばかりですもんね」
仕事ができるとは言え、来たばかりの会社の会議資料を作るのは、結構大変だろう。
私の親切心からだった。
「参考資料はメールで送ります」
「あと、確認しておきますね」
私は素直に引き受けた。