高嶺の花も恋をしたい!
「まあまあ……ミスコンに出たら大抵の人は辞めちゃうんでしょう? 私はそんなに早く花緒に辞められたら寂しいよ。せっかく仲良くなれたのに」
「私も同じだなー。やっとこうして話せるようになったんだもんね」
「本社受付は孤高の存在で、なかなか接点持てないからね。私たち、桃子が花緒を連れてきてくれるって言うから今日を楽しみにしてたのよー?」
「みんな……うん、ありがとう!」
桃子、朋香、友実の温かい言葉に、思わずうるっとなりそうになる。そんな風に言ってもらえると嬉しい。
朋香達の言葉で、騒いでいた支店の子達も大人しくなり、私は本社の同期と仲良くなることが出来た。
少し遅れてきた高野は、私たちの斜め後ろにある若田くんのいるテーブルに座り、男子たちの輪にすっと馴染んでいた。
今朝も高野はいつも通り早朝に出社し、おそらくジムにも行っていたはずだ。
日常が戻ってきてホッとした気持ちが半分、以前とは違って、高野を見るだけで切なくなる気持ちが半分。複雑な気持ちで高野がいるテーブルを眺めていた。
「げっ、慎一のところ、女ばっかじゃん」
桃子が同じように高野たちのテーブルを見てぶつぶつと文句を言っている。
慎一とは若田慎一くんのこと。好きな人が女の子に囲まれていると気になる気持ちはよくわかる。
告白された数が三桁に達するという噂を聞いていたから、私も正直気が気ではない。もやもやする気持ちを抑えながら、ジョッキを傾けていた。
「私も同じだなー。やっとこうして話せるようになったんだもんね」
「本社受付は孤高の存在で、なかなか接点持てないからね。私たち、桃子が花緒を連れてきてくれるって言うから今日を楽しみにしてたのよー?」
「みんな……うん、ありがとう!」
桃子、朋香、友実の温かい言葉に、思わずうるっとなりそうになる。そんな風に言ってもらえると嬉しい。
朋香達の言葉で、騒いでいた支店の子達も大人しくなり、私は本社の同期と仲良くなることが出来た。
少し遅れてきた高野は、私たちの斜め後ろにある若田くんのいるテーブルに座り、男子たちの輪にすっと馴染んでいた。
今朝も高野はいつも通り早朝に出社し、おそらくジムにも行っていたはずだ。
日常が戻ってきてホッとした気持ちが半分、以前とは違って、高野を見るだけで切なくなる気持ちが半分。複雑な気持ちで高野がいるテーブルを眺めていた。
「げっ、慎一のところ、女ばっかじゃん」
桃子が同じように高野たちのテーブルを見てぶつぶつと文句を言っている。
慎一とは若田慎一くんのこと。好きな人が女の子に囲まれていると気になる気持ちはよくわかる。
告白された数が三桁に達するという噂を聞いていたから、私も正直気が気ではない。もやもやする気持ちを抑えながら、ジョッキを傾けていた。