高嶺の花も恋をしたい!
「なんで謝るんだ? 花緒は俺が初めてだったんだ。しばらくしてなかったんだから当然だろう?」
「ん、でも……」

 すぐに挿入できなくてまた面倒をかけてしまうと思うと申し訳なく思った。

 でもなぜか高野はびっくりするほど優しい顔をしている。

「このままだと痛いはずだから、ほぐすよ。花緒……力抜いて俺に全部預けて」

 高野の舌が、蜜口からナカへグッと差し入れられる。

「あ……あぁ……だめ……やぁ……」
 膣壁を舐めるように何度も舌を差し入れられると、はしたないほどの蜜があふれ出す。

 高野はそれをじゅるっと吸い上げ、ぷくっと膨れた花芽を優しく指で転がした。
 次第にその長い指は蜜口を滑り、ゆっくりナカへ挿入していく。
 
「ハァ……ハァ……」
「もっと力を抜いて」
「ん……こう?」
「ああ……」

 グッと中指が全部奥まで入ったのがわかる。

「う……ッ」
「……痛いか?」
「ん、だいじょうぶっ……あぁ……」

 私のナカを探る高野の中指の動きで奥が震え、一気に高みへと押し上げられる。

「クッ……指が食われる……イキそうか?」
「ん、ん、も……だめ……」

 高野がぐっと指をお腹側へ曲げ、親指を花芽にキュッと押し付けた。

「ひゃっ……あ、あああぁぁ――っ」

 その瞬間、目の前が真っ白になり、私は達してしまった。

「あぁ……ハァ……ハァ……」

 まだ体はずっとビクビクと震えているのに、高野は指を休めず動かしている。

「や、もぅ………今イッたからぁ」

 指を抜いてほしいと懇願しても、なかなか抜いてくれなくて、おかしくなりそうだ。

「花緒を傷つけたくないんだよ。そろそろいいか……」

 高野はようやく満足したのか、玄関に置かれたバッグの中からコンドームの箱を取り出した。

 ちゃんと用意してくれていたのだと思うと嬉しく思う。
 この三ヶ月の間、全く手を出してくれなかったのは、もう私の体に飽きてしまったかと思っていたからだ。でもそうじゃなかったのだ。

「挿れるぞ」

 まだあふれ出る蜜をまとわせた高野の剛直がズチュっと私を貫く。

「んんん――――っ!!」

 指とは比べものにならない質量感。久しぶりに膣壁を滑るその感覚だけでまた達しそうになる。

「……痛くないか?」
「ハァ……ん、だいじょうぶ……じゃない……気持ちよくておかしくなりそう……」
「フッ……相変わらず素直だな。……動くぞ」
「ん、んぁ……ああっ……ハァンッ」

 パンッパンッと腰を打ち付けられると、浴衣の腰ひもが外れそうになった。

 正直もう浴衣は全くまとえていなくて裸同然だった。
 にもかかわらず、どうしてこの腰ひもは外されないのだろう。

 高野も前がはだけていて腰ひもこそ取っているが、浴衣を着たままなのだ。

「た、たいちくんっ、浴衣、脱いでもいい?」
「ん? ああ……このビジュアルが最高だったんだが……確かに邪魔だな」

 そう言って、体を繋いだままスッと腰紐を解いてくれた。
 ビジュアル……?

 たしかに、浴衣の前をはだけながら腰を打ち付ける高野からは妖艶なフェロモンが出ていて、そのビジュアルは筆舌しがたかった。

 もちろん浴衣を脱いでもすごいんだけど……。

「……また自分のことだと思っていないのか」
「え……」
「花緒のそういうところが可愛い」
「あ、あぁっ、ハア……ッ」
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