高嶺の花も恋をしたい!
観賞用
その日は終業後に専門学校へ行っても、高野のことで頭がいっぱいだった。
どうして連絡しろなどと言ったのだろう。この前のこと、釘でも刺されるのかしら。
あれがあの日限りだってことは、百も承知なんだけど。高野が誰とも付き合う気がないことはすでに聞いているし。
でも連絡しろと言われたので、授業が終わったあと、名刺に書かれた携帯番号に、ショートメッセージを送ってみることにした。
すると、5秒もしないうちに返信が。
『もう着くから学校の前で待ってろ』
高野のマンションが専門学校からそれほど離れていないことは知っている。あの日歩いて帰ったときに、ここの前を通ったからだ。
だから高野が2分も経たずに専門学校の前に現れたのはわかる。
でも、この専門学校に通っていることをどうして知っているのだろう? 飲みに行った日に私が学校名を漏らしたのだろうか。あまり覚えていないけど。
「晩飯、まだだろう? 食べに行くぞ」
返事をする間もなく、向かいのビルに入っているファミレスに連れて行かれた。
「ここ、専門学校時代の俺の行きつけなんだ」
「え?」
「この前言っただろう? 家近いし、大学院の時ここの専門学校に通ってたって。だから帰りはいつもここで食べて帰ってた」
やっぱりそんな話をしていたのか。あの日は途中から記憶が曖昧なところがあり、この調子だと他にも記憶が飛んでいるところがありそうで不安だ。
どうして連絡しろなどと言ったのだろう。この前のこと、釘でも刺されるのかしら。
あれがあの日限りだってことは、百も承知なんだけど。高野が誰とも付き合う気がないことはすでに聞いているし。
でも連絡しろと言われたので、授業が終わったあと、名刺に書かれた携帯番号に、ショートメッセージを送ってみることにした。
すると、5秒もしないうちに返信が。
『もう着くから学校の前で待ってろ』
高野のマンションが専門学校からそれほど離れていないことは知っている。あの日歩いて帰ったときに、ここの前を通ったからだ。
だから高野が2分も経たずに専門学校の前に現れたのはわかる。
でも、この専門学校に通っていることをどうして知っているのだろう? 飲みに行った日に私が学校名を漏らしたのだろうか。あまり覚えていないけど。
「晩飯、まだだろう? 食べに行くぞ」
返事をする間もなく、向かいのビルに入っているファミレスに連れて行かれた。
「ここ、専門学校時代の俺の行きつけなんだ」
「え?」
「この前言っただろう? 家近いし、大学院の時ここの専門学校に通ってたって。だから帰りはいつもここで食べて帰ってた」
やっぱりそんな話をしていたのか。あの日は途中から記憶が曖昧なところがあり、この調子だと他にも記憶が飛んでいるところがありそうで不安だ。