高嶺の花も恋をしたい!
そう思っていると、注文を終えた高野が専門学校の話を始めた。
「金髪メガネの奥田先生はああ見えて愛妻家で、アフロの木村先生は脱いだらすごいんだ。ボディービルダーの大会に出ているって言ってたな」
「……! 同じ先生に教えてもらっていたのね。奥田先生、今はピンク髪になってるの」
さっきまで教えてもらっていた講師の名前を挙げられると、本当に同じ専門学校だったんだと実感した。
だから授業が終わる時間も知っていたのかと今さらながらに納得だ。
私たちは一通り専門学校の話で盛り上がり、この前のことなどなかったかのように話をした。
ところが、食べ終わってドリンクバーにおかわりのコーヒーを取りにいった後、高野が真顔で切り出した。
「……俺たち、話し合うことがあるよな?」
「え」
「あの日、どうして初めてだって言わなかったんだ? あんな……挑発するような言い方……」
「そ、それは……」
最初から知っていたら、高野はきっと私に手を出さなかっただろう。
「……ごめんなさい、だますようなことをして」
「謝ってほしいわけじゃない。ただ、女性の初めてって、もっと大切にするべきものじゃないのか? いや……途中で止めなかった俺が悪いんだけど」
高野の顔には明らかに申し訳なさそうな後悔の色が見て取れた。
「金髪メガネの奥田先生はああ見えて愛妻家で、アフロの木村先生は脱いだらすごいんだ。ボディービルダーの大会に出ているって言ってたな」
「……! 同じ先生に教えてもらっていたのね。奥田先生、今はピンク髪になってるの」
さっきまで教えてもらっていた講師の名前を挙げられると、本当に同じ専門学校だったんだと実感した。
だから授業が終わる時間も知っていたのかと今さらながらに納得だ。
私たちは一通り専門学校の話で盛り上がり、この前のことなどなかったかのように話をした。
ところが、食べ終わってドリンクバーにおかわりのコーヒーを取りにいった後、高野が真顔で切り出した。
「……俺たち、話し合うことがあるよな?」
「え」
「あの日、どうして初めてだって言わなかったんだ? あんな……挑発するような言い方……」
「そ、それは……」
最初から知っていたら、高野はきっと私に手を出さなかっただろう。
「……ごめんなさい、だますようなことをして」
「謝ってほしいわけじゃない。ただ、女性の初めてって、もっと大切にするべきものじゃないのか? いや……途中で止めなかった俺が悪いんだけど」
高野の顔には明らかに申し訳なさそうな後悔の色が見て取れた。