高嶺の花も恋をしたい!
 濡れた体がぶつかり合い、パンパンと音が浴室に響く。
 高野の腰を打ち付ける速度がどんどん速くなる。

「あ……や……ああっ……も、だめ……」

 感じたことのない快感が私を襲う。

「太一くん……や、だめ……こわい……なんか、くるっ」
「……そのまま素直に感じろ」
「あ……あああっ――!」
「……イッたか…………クッ」

 目が真っ白になった瞬間、高野が己を引き抜き、白濁した液を私のお腹にぶちまけた。

 初めてのオーガズムでくたっとしている私を、温かいシャワーで流してくれる。

「初めてナカでイケたな」
「ん……」

 そう言って優しく頭を撫でて、おでこや頬にキスをしてくれた。

 浴室を出てもぼーっとしている私の体を拭いてくれ、高野の大きなシャツで包んでくれる。

 そしてまだ乱れたままのベッドまで運んでくれた。

 そのころにはもう私の意識はもうろうとしていて、「水を飲め」と言われたけれど、体を起こすこともできなかった。
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