高嶺の花も恋をしたい!
だが現状ではあれがベストだったとも思う。
俺よりも花緒の方が誰かと付き合えるような状況ではないからだ。
資格試験に全精力を注いでいる今、セックス込みの同居人でなければ傍にいることはできなかっただろう。
「付き合おう」と言ったところで、おそらく断られていたはずだ。
花緒が泊まった翌日は送るのが……いや、離れるのが嫌で強引に同居に持ち込んだが、あの時の判断は大正解だった。
今の俺は、花緒に溺れていると言っても過言じゃない。
正直告白してくる女には、一ミリも興味を抱けない。
俺の心にも、俺の家にも、俺のベッドにも花緒がいるのだから……。
「ああ、理想が高いっていえば、夏成の高嶺の花か? あのレベルなら高野もなびくのか?」
三枝が、突然花緒の話を持ち出した。
「受付の高嶺さんのこと? 今日桃子と高嶺さん食事に行ってるんだ」
「桃子?」
「俺の彼女。本社経理課の生島桃子」
「え! 若田、彼女が出来たんだ」
三枝が驚いているが、俺も今初めて知った。しかも花緒の友達……。
「俺は三枝と違って、一人の女に一途なんだ。付き合い始めたのは最近だけど、オリエンテーション合宿の時からずっと好きだったんだ」
ああ、俺は今、心から若田が羨ましい。
こうも正々堂々と、付き合ってると言えることが。
「へー、良かったなぁ。じゃあ今一番いい時じゃん。俺は……みんな可愛く思えるんだよなぁ」
若田が「お前とは気が合わないな」と睨んでいる。三枝は相当遊んでそうだな。
俺よりも花緒の方が誰かと付き合えるような状況ではないからだ。
資格試験に全精力を注いでいる今、セックス込みの同居人でなければ傍にいることはできなかっただろう。
「付き合おう」と言ったところで、おそらく断られていたはずだ。
花緒が泊まった翌日は送るのが……いや、離れるのが嫌で強引に同居に持ち込んだが、あの時の判断は大正解だった。
今の俺は、花緒に溺れていると言っても過言じゃない。
正直告白してくる女には、一ミリも興味を抱けない。
俺の心にも、俺の家にも、俺のベッドにも花緒がいるのだから……。
「ああ、理想が高いっていえば、夏成の高嶺の花か? あのレベルなら高野もなびくのか?」
三枝が、突然花緒の話を持ち出した。
「受付の高嶺さんのこと? 今日桃子と高嶺さん食事に行ってるんだ」
「桃子?」
「俺の彼女。本社経理課の生島桃子」
「え! 若田、彼女が出来たんだ」
三枝が驚いているが、俺も今初めて知った。しかも花緒の友達……。
「俺は三枝と違って、一人の女に一途なんだ。付き合い始めたのは最近だけど、オリエンテーション合宿の時からずっと好きだったんだ」
ああ、俺は今、心から若田が羨ましい。
こうも正々堂々と、付き合ってると言えることが。
「へー、良かったなぁ。じゃあ今一番いい時じゃん。俺は……みんな可愛く思えるんだよなぁ」
若田が「お前とは気が合わないな」と睨んでいる。三枝は相当遊んでそうだな。