薔薇色って何色?――ロト7で人生をやり直すはずが、敏腕弁護士の執着愛に捕まりました――
「そうですね」
答えたのは、また陸斗さんだった。
声の温度が変わっている。
笑っているようで、笑っていない。
「ですから、これからは私がいます」
今度こそ、私まで言葉を失った。
未來も一瞬黙る。
そのまま陸斗さんが時計へ視線を落とした。
「もういいかな。俺たちにも予定があるので、失礼するよ」
「…………」
え。
今、俺?
思わず見上げた。
何、その言い方。
反則じゃない?
「えっ、待って」
未來が慌てて一歩近づく。
「奏、ランチ行こうよってLINEしたじゃない。返事まだ聞いてないんだけど」
その瞬間、腰に回っていた陸斗さんの腕がほんの少し強くなった。
「ランチ?」
低い声が落ちてくる。
「行く約束したのか?」
「え?」
今度は私?
何、その彼氏みたいな聞き方。
いや、彼氏のフリなんだけど。
未來を見ると、私の返事を待っていた。
もう、ここまで来たら合わせるしかない。
「してないよ。LINEは来てたけど、返事してない」
自分でも驚くくらい自然に出た。
陸斗さんが私を見る。
「そうなのか?」
「うん」
……うん?
私まで何やってるの。
でも、もう止まれない。
少しだけ陸斗さんの方へ身体を寄せた。
「だって、陸斗さんとの約束の方が大事だからね」
言った。
言ってしまった。
答えたのは、また陸斗さんだった。
声の温度が変わっている。
笑っているようで、笑っていない。
「ですから、これからは私がいます」
今度こそ、私まで言葉を失った。
未來も一瞬黙る。
そのまま陸斗さんが時計へ視線を落とした。
「もういいかな。俺たちにも予定があるので、失礼するよ」
「…………」
え。
今、俺?
思わず見上げた。
何、その言い方。
反則じゃない?
「えっ、待って」
未來が慌てて一歩近づく。
「奏、ランチ行こうよってLINEしたじゃない。返事まだ聞いてないんだけど」
その瞬間、腰に回っていた陸斗さんの腕がほんの少し強くなった。
「ランチ?」
低い声が落ちてくる。
「行く約束したのか?」
「え?」
今度は私?
何、その彼氏みたいな聞き方。
いや、彼氏のフリなんだけど。
未來を見ると、私の返事を待っていた。
もう、ここまで来たら合わせるしかない。
「してないよ。LINEは来てたけど、返事してない」
自分でも驚くくらい自然に出た。
陸斗さんが私を見る。
「そうなのか?」
「うん」
……うん?
私まで何やってるの。
でも、もう止まれない。
少しだけ陸斗さんの方へ身体を寄せた。
「だって、陸斗さんとの約束の方が大事だからね」
言った。
言ってしまった。