薔薇色って何色?――ロト7で人生をやり直すはずが、敏腕弁護士の執着愛に捕まりました――
その夜。

私が八階でそんなふうに過ごしていた頃、今日の出来事は私の知らないところで一つずつ整理され始めていた。

純さんと愛梨さんから、別々に暢さんへ届く報告。

未來が私たちを撮影していたこと。

誰かへ連絡していたこと。

電話を受けたあと、表情が明らかに変わったこと。

そして、確認された車両。

それらはまだ私には知らされないまま、記録として積み上げられていった。

未來。

髙橋耕史。

坂上幹司。

両親の事故と会社。

そして、今日突然なくなった仕事。

何と何が繋がるのかは、まだ分からない。

偶然なのか、意図的なのか。

それさえ、この時点では断定できなかった。

ただ一つ確かなのは、私が知らないところでも調査はすでに動き始めていたということ。

しかも、かなり本格的に。

――そして、その日から一か月。

私の生活は、自分でも驚くほど大きく変わっていくことになる。
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