薔薇色って何色?――ロト7で人生をやり直すはずが、敏腕弁護士の執着愛に捕まりました――
その中で、ようやく少し肩の力が抜ける。
そういうことか。
今日突然、とんでもない秘密を教えられたように思ったけれど、この人たちにとっては、いずれ自然に顔を合わせるであろう相手について先に説明しただけなのだ。
……いや。
相手が超人気アイドルという時点で、やっぱり普通ではないけれど。
私は改めて玲奈さんを見る。
「本当に大丈夫なんですか? 私が知って」
玲奈さんは少しも迷わなかった。
「大丈夫」
「でも、かなり大事な話ですよね」
「そうね。でも、ここの人たちがあなたなら大丈夫って判断してるんでしょう?」
さらっとした言い方だった。
けれど、その言葉は思っていたよりずっと重く胸に残った。
「だったら、私も気にしない」
信用されている。
たぶん、そういうことなんだと思う。
ここへ来て、まだ一か月。
それでもこの人たちは、私をただの部外者としてではなく、自分たちの内側にある話をしても大丈夫な相手だと思ってくれている。
そう考えたら、胸の奥がほんの少しだけ温かくなった。
私が何も言えずにいると、玲奈さんが空気を壊すように、にやっと笑う。
「まあ、実際会ったらもっと驚くと思うけど」
「まだ驚く要素あるんですか?」
「あるある」
「もう聞きたくないです!」
私が声を上げると、純さんも愛梨さんも笑い始めた。
そういうことか。
今日突然、とんでもない秘密を教えられたように思ったけれど、この人たちにとっては、いずれ自然に顔を合わせるであろう相手について先に説明しただけなのだ。
……いや。
相手が超人気アイドルという時点で、やっぱり普通ではないけれど。
私は改めて玲奈さんを見る。
「本当に大丈夫なんですか? 私が知って」
玲奈さんは少しも迷わなかった。
「大丈夫」
「でも、かなり大事な話ですよね」
「そうね。でも、ここの人たちがあなたなら大丈夫って判断してるんでしょう?」
さらっとした言い方だった。
けれど、その言葉は思っていたよりずっと重く胸に残った。
「だったら、私も気にしない」
信用されている。
たぶん、そういうことなんだと思う。
ここへ来て、まだ一か月。
それでもこの人たちは、私をただの部外者としてではなく、自分たちの内側にある話をしても大丈夫な相手だと思ってくれている。
そう考えたら、胸の奥がほんの少しだけ温かくなった。
私が何も言えずにいると、玲奈さんが空気を壊すように、にやっと笑う。
「まあ、実際会ったらもっと驚くと思うけど」
「まだ驚く要素あるんですか?」
「あるある」
「もう聞きたくないです!」
私が声を上げると、純さんも愛梨さんも笑い始めた。