薔薇色って何色?――ロト7で人生をやり直すはずが、敏腕弁護士の執着愛に捕まりました――
また。

そこへ繋がる。

馬淵信治郎が服役していた間も。

耕史が未來に言われるまま動いている間も。

ずっと。

未來のそばには坂上幹司がいた。

「本人たちは隠してるつもりなんだろうけどね」

耀さんが苦笑する。

「未來が上げる。周りの人間も上げる。そうすると、どこかには残る」

別の画像を確認していた玲奈さんが顔をしかめた。

「これなんか最悪ね」

「何ですか?」

「奏ちゃんは見なくていい」

即答された。

「何でですか?」

「ホテル」

「……はい」

「二人」

「はい」

「かなり親密」

「出さなくていいです!」

「だから言ったでしょう?」

玲奈さんが笑う。

聞いただけで十分です。

本当に。

耀さんはすぐに画面を戻した。

「でも、重要なのはそこじゃない」

複数の画像と時系列が、一つにまとめられていく。

「一時的な関係じゃないってこと」

事故前。

事故後。

馬淵信治郎の服役中。

現在。

ずっと、同じ場所に坂上幹司がいる。

暢さんも頷いた。

「会社の件もそうです。事故の前も、事故のあとも。そして現在も」

全部。

坂上幹司へ繋がる。

「……どんどん偶然じゃなくなっていきますね」

私の言葉を、誰も否定しなかった。

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