薔薇色って何色?――ロト7で人生をやり直すはずが、敏腕弁護士の執着愛に捕まりました――
私はもう一度画面を見る。

酷い文章ではある。

でも、未來をこちらへ引き出すためなら。

「……送りますよ」

「お願いします」

一度だけ息を吐き、送信ボタンを押した。

四つのメッセージが並ぶ。

それを見た瞬間、何とも言えない敗北感に襲われたけれど、もう送ってしまったものは仕方がない。

あとは待つだけ。

さすがの未來も、耕史を送り込んだ二日後にこんな連絡が来れば、少しくらい警戒するだろう。

返信が来るとしても、しばらく先。

そう思っていた。

ところが。

三分もしないうちに、スマートフォンが震えた。

――坂梨未來。

『奏、大丈夫? 会おう。今日でもいいよ』

「……え?」

本当に、それしか出なかった。

「三分ですよ?」

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