薔薇色って何色?――ロト7で人生をやり直すはずが、敏腕弁護士の執着愛に捕まりました――
私が寝込んでいる間にも、事件の方は少しずつ動いていた。

大和さんが、話せる範囲で状況を教えてくれた。

未來と坂上先生は、それぞれ別に事情を聞かれていること。二人の供述と、これまで集められた資料や映像、会社の記録、送金履歴、過去の事故資料などの照合が進んでいること。

事故。

身代わり。

会社の乗っ取り。

資産の移動。

アークグローバルソリューションに関係する企業案件。

今まで別々に見えていたものが、少しずつ一つの線として整理されていく。

『まだ時間はかかると思います。でも、神宮寺さんがもう自分で追いかける必要はありません』

大和さんの穏やかな声が、電話越しに聞こえた。

『そこは任せてください』

その言葉を聞いた時、本当に終わったんだと思った。

私の仕事は、もう真実を探すことじゃない。
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