薔薇色って何色?――ロト7で人生をやり直すはずが、敏腕弁護士の執着愛に捕まりました――
ぼんやりそんなことを考えていた時だった。

それまで使っていた方のスマートフォンが震えた。

全員の視線が集まる。

画面を見る。

未來。

胸の奥がざわついた。

『奏、今どこにいるの?』

「未來……」

名前を口にした瞬間、大雅さんの表情が変わった。

「触るな。画面だけ見ろ」

伸ばしかけた手を止める。

昨日までなら、何も考えず開いて返事をしていたかもしれない。

でも今日のことがあったあとでは、たった一行の意味まで違って見えた。

「今日は返さなくていいでしょう」

茂樹先生が静かに言った。

「明日、どう対応するか考えましょう」

私は小さく頷いた。

「はい」

その直後。

またスマートフォンが震えた。

新しいメッセージが表示される。

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