薔薇色って何色?――ロト7で人生をやり直すはずが、敏腕弁護士の執着愛に捕まりました――
更衣室へ戻り、ロッカーを開ける。
さっき入れたばかりの二台のスマートフォンが並んでいた。
新しい方を取り出し、グループLINEを開く。
余計な推測は入れず、起きたことだけを打ち込んだ。
『勤務先に到着して部署長に呼ばれ、今月いっぱいで契約終了と言われました。ただ、今日で最後とのことで、本日の12時〜18時の勤務も無しになり、このまま帰るように言われました。このあと、どうしたらいいですか?』
送信して、返事を待ちながらロッカーの中を確認する。
今日で最後と言われた以上、仕事用に置いていた物も全部持って帰った方がいいだろう。
バッグを広げた、その時だった。
少し離れたところから、二、三人の女性が話す声が聞こえてきた。
別に聞こうと思ったわけではない。
でも、
「なんか、神宮寺さん、今日付けだって」
自分の名前が聞こえて、手が止まった。
「え、今日? 来てから言うとかある?」
「気の毒よね。普通、先に連絡するでしょ」
「どうも昨日の晩に、急に本社から連絡あったらしいよ」
さっき入れたばかりの二台のスマートフォンが並んでいた。
新しい方を取り出し、グループLINEを開く。
余計な推測は入れず、起きたことだけを打ち込んだ。
『勤務先に到着して部署長に呼ばれ、今月いっぱいで契約終了と言われました。ただ、今日で最後とのことで、本日の12時〜18時の勤務も無しになり、このまま帰るように言われました。このあと、どうしたらいいですか?』
送信して、返事を待ちながらロッカーの中を確認する。
今日で最後と言われた以上、仕事用に置いていた物も全部持って帰った方がいいだろう。
バッグを広げた、その時だった。
少し離れたところから、二、三人の女性が話す声が聞こえてきた。
別に聞こうと思ったわけではない。
でも、
「なんか、神宮寺さん、今日付けだって」
自分の名前が聞こえて、手が止まった。
「え、今日? 来てから言うとかある?」
「気の毒よね。普通、先に連絡するでしょ」
「どうも昨日の晩に、急に本社から連絡あったらしいよ」