世界で1番大好きなキミへ
「大丈夫?静かになったね。これ、よかったら使ってね」先生は箱のティッシュを渡してくれた。

「ご両親っていつもあんな感じなの?」

「これもよかったら使ってね。それか、スマホのメモに打ってくれてもいいよ」と言って、先生は紙とペンをそばに置いてくれた。

私はスマホを取り出してメモを開いた。

(父と母はよく喧嘩してます。私のせいなんです。私がちゃんと喋らないから)

「そうなのか。それはしんどいね。でも、ご両親の喧嘩は市ノ瀬さんのせいじゃないよ」

「今日はいくつか質問してもいいかな?」

私は頷いた。
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