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「3ポイントシューターにはなれなかったけど、やたら練習してたなあ。部活の練習の前とか、終わった後とか……。練習キツかったし楽しい事だけじゃないだろ? 空いた時間くらいはチームメイトとふざけてシュート対決とか、1on1とか」

「うん、ジュース賭けてシュート対決した」
「ある日、先輩に『格好つけやがって』って言われた。例えばバスケ漫画とかの技とか試してみるだろ、そんな時にふと成功したのがあって……同級生は盛り上がってくれた。それで調子に乗って披露してたら……そう言われたんだ」
「あ~、中学って部活の先輩後輩の上下関係厳しいもんね……」
「そうだね」
「それに、1年生からいきなりスタメンじゃあ、やっかみもあったんじゃない?」
 私は、やっかむ方の人間だったから、それはよくないってわかっていても、やっかんでしまう気持ちは……少し、わかる。

「一部の先輩から妙に嫌われてたんだよね。それでも試合に出てる先輩なんかとはうまくやってるつもりだった。中学入ってカウンターショックを受けるくらいレベルが違ったし、学びは多かった。色々あったけど凄い……充実してた」
「うん」

 私も、辛かったけど今から振り返るとあの時間はすごく充実していたと思う。


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