過去の傷も全部、君の熱で上書きして。
「・・・廉くん? 入るね。」
静まり返った部屋に入り、寝室のドアをそっと開けると、ベッドの中で熱にうなされる廉の姿があった。
いつもパリッとしたスーツや私服をスマートに着こなしている彼が、前髪を汗で額に貼り付け、苦しそうに荒い息を吐いている。
「結衣・・・さん・・・・・?」
ドアの音に気づいた廉が、重そうな瞼をゆっくりと開けた。
結衣の姿を認識した瞬間、その濡れた瞳がパッと揺れる。
「なんで・・・ここ・・・・・。ダメですよ、風邪うつっちゃうから・・・。」
「ダメなわけないでしょ! 連絡もくれないから心配したんだよ。」
結衣はベッドの脇に膝をつき、廉の額にそっと手を当てた。
「・・・廉くん? 入るね。」
静まり返った部屋に入り、寝室のドアをそっと開けると、ベッドの中で熱にうなされる廉の姿があった。
いつもパリッとしたスーツや私服をスマートに着こなしている彼が、前髪を汗で額に貼り付け、苦しそうに荒い息を吐いている。
「結衣・・・さん・・・・・?」
ドアの音に気づいた廉が、重そうな瞼をゆっくりと開けた。
結衣の姿を認識した瞬間、その濡れた瞳がパッと揺れる。
「なんで・・・ここ・・・・・。ダメですよ、風邪うつっちゃうから・・・。」
「ダメなわけないでしょ! 連絡もくれないから心配したんだよ。」
結衣はベッドの脇に膝をつき、廉の額にそっと手を当てた。