過去の傷も全部、君の熱で上書きして。
膝の上に結衣を乗せるような格好になり、廉の大きな手が結衣の腰を優しく、けれどしっかりと巡る。
廉の身体から伝わる温かい熱と、耳元に吹きかかる吐息に、結衣は身体の力を抜くことしかできなくなる。
「・・・・・ねえ、結衣ちゃん。」
耳元で落とされたその呼び名に、結衣は心臓が跳ね上がるのを感じた。
(・・・・え? い、いま・・・・なんて・・・・・?)
「結衣さん」でも「先輩」でもなく、柔らかく甘く囁かれた''結衣ちゃん''という呼び方。
「・・・・っ! れ、廉くん・・・・・・いま、なんて呼んだの・・・・・?」
「ん? 『結衣ちゃん』って呼びましたけど?」
廉は平然とした顔で、けれど瞳の奥に愛おしさをいっぱいに浮かべて結衣を見つめている。
「だ、ダメだよ・・・・急にそんな呼び方……っ。私、年上だし、会社では先輩だし・・・・。」
「会社では『先輩』って呼んであげてますよね。ここは俺の家で、俺たちは付き合ってるんですから・・・二人きりの時は、結衣ちゃんって呼びたいです。」
廉の身体から伝わる温かい熱と、耳元に吹きかかる吐息に、結衣は身体の力を抜くことしかできなくなる。
「・・・・・ねえ、結衣ちゃん。」
耳元で落とされたその呼び名に、結衣は心臓が跳ね上がるのを感じた。
(・・・・え? い、いま・・・・なんて・・・・・?)
「結衣さん」でも「先輩」でもなく、柔らかく甘く囁かれた''結衣ちゃん''という呼び方。
「・・・・っ! れ、廉くん・・・・・・いま、なんて呼んだの・・・・・?」
「ん? 『結衣ちゃん』って呼びましたけど?」
廉は平然とした顔で、けれど瞳の奥に愛おしさをいっぱいに浮かべて結衣を見つめている。
「だ、ダメだよ・・・・急にそんな呼び方……っ。私、年上だし、会社では先輩だし・・・・。」
「会社では『先輩』って呼んであげてますよね。ここは俺の家で、俺たちは付き合ってるんですから・・・二人きりの時は、結衣ちゃんって呼びたいです。」