過去の傷も全部、君の熱で上書きして。

そして、残業後の薄暗い給湯室。

カチャンと内鍵を閉め、壁と自分の体の間に彼女を閉じ込めた時のあの充足感。

職場での''頼れる教育係''の仮面を剥ぎ取り、俺の胸の中で息を乱して翻弄される結衣ちゃん。

『「先輩」って呼ばなくていい時間、ずっと待ってたんですから』

重ねた唇から伝わる柔らかさと熱気に、俺は3年分の愛をすべて注ぎ込むように何度も角度を変えてキスを深めた。

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