英語の天才は日本語がちょっと不自由!?
紬が健二の腕にぎゅっと寄り添いながらいちごオレをすする


「フフン、そうだね、紬。僕たちのように付き合いたての初々しい甘さが、彼らには足りないようだ。……あ、紬、口元にいちごオレがついているよ。拭いてあげるね」


健二が高級なハンカチで紬の口元を優しく拭う


「なっ……! 橘くん、生徒会室でいちゃつくのは校則違反……ではないが、俺の精神衛生上よろしくないから自重してくれ」


律が顔を真っ赤にして咳払いをする


健二と紬が正式に付き合ってからというもの、部室や生徒会室のピンク色のオーラは増すばかりだった


「まぁ、冗談はさておき」


健二が真面目な顔になり、眼鏡の位置を直した


「世界大会の相手は、各国のエリート中のエリートだ。僕のロジックと紬のパッション、そして黒崎の戦略があれば戦える。だけど、最後にチームを勝利に導くのは、やっぱり佐々木、君の『弾丸マシンガン英語』だ。頼むよ、部長」


「あったり前じゃん! 世界の強豪なんて、私の言葉のフォークで全員メッタ刺しにしてあげる!」


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