英語の天才は日本語がちょっと不自由!?
「だから刺すなと言っているだろ……」


律が頭を抱えるが、その表情はどこか誇らしげだった


「よし、今日のミーティングはここまで。各自、荷造りを忘れないように。……緋彩、お前は少し残れ。生徒会長として、部長へ個別の連絡事項がある」


「え? なにー?」


健二と紬が「おやおや〜?」「二人で密室デートですか〜?」とからかいながら部屋を出ていくと、生徒会室には私と律の二人きりになった


窓の外は、あの日屋上で見たのと同じ、綺麗なオレンジ色の夕焼けが広がっている


「律、連絡事項ってなに? 忘れ物チェック?」


私が首を傾げて近づくと、律はすっとデスクから立ち上がり、私の目の前で足を止めた


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