英語の天才は日本語がちょっと不自由!?
いつも私を叱り、守ってくれる、高くてがっしりした律の体


「……緋彩。世界大会に行けば、俺たちの日常は一気に動き出す。世界中のメディアがお前を注目するだろうし、お前はもっと遠くへ行ってしまうかもしれない」


律の声が、少しだけ震えていた


彼は私の両肩にそっと手を置き、そのまっすぐな黒い瞳で、私の目をじっと見つめた


「俺は、お前の『盾』だ。だけど、世界に行く前に、ただの幼馴染として……一人の男として、お前に伝えておかなきゃいけないことがある」


バクバクと私の心臓が、遊園地のジェットコースターよりも激しく鳴り響き始めた。

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