英語の天才は日本語がちょっと不自由!?
私は律の胸元に顔をうずめ、彼のサマーニットをぎゅっと掴んだ


「私だって、律じゃなきゃダメなの! 私のめちゃくちゃな言葉をいつも正しい場所に連れ戻してくれるのは律だけだし、律が隣にいてくれないと、私の英語のフォークはどこを刺せばいいか分かんなくなっちゃう! 私も、律が大大大真面目に大好き!!」


「緋彩……」


律は驚いたように目を見張った後、ふっと本当に愛おしそうに眉を下げて笑った


「はは……告白の返事まで日本語がめちゃくちゃだな。でも、今回は意味がちゃんと伝わったよ」


律の長い腕が私の背中に回り、折れそうなくらい強く、優しく抱きしめられた


トクトクと重なる二人の心臓の音が、静かな生徒会室に心地よく響き渡る


「ありがとう、緋彩。これから一生、お前の暴走は俺が止めてやる」


「うん! ずっと私のストッパーでいてね、律!」


夕暮れの密室で、ついに想いが通じ合った私たち


二つの最強のペアが揃った我が英語ディベート部は、いよいよ翌日、世界中のエリートたちが待ち受けるアメリカ・ニューヨークへと飛び立つ!
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