英語の天才は日本語がちょっと不自由!?
「律は逃げるような男じゃない。……よし、決めた!」


私はカバンを肩にかけると、部室のドアへと走り出した


「ひいろ!? どこ行くの!?」


「律のところ! 幼馴染が困ってるときに、黙って見てられるわけないじゃん! これぞまさに『棚からミートボール』……じゃなくて、『雨降って地が固まる』にするために、行ってくる!」


「だから意味が違うだろ!!」と健二のツッコミを背中で聞きながら、私は夕暮れの廊下を、律の姿を追いかけて全力で駆け抜けた
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