英語の天才は日本語がちょっと不自由!?

パッション&ロジック炸裂!






「……おいおい、ずいぶんと賑やかなお仲間を連れてきたね、健二」


会場の控室へと続く廊下


私たちの前に立ちはだかったのは、仕立ての良い漆黒のブレザーを完璧に着こなした二人組だった


一人は、健二によく似た端正な顔立ちながら、より冷徹なオーラを放つ男子


――健二の従兄であり、帝都国際の絶対的エース、橘 一馬(たちばな かずま)


そしてもう一人は、切れ長の瞳の奥にすべてを見透かすような冷たい光を宿した、銀髪の少年


――黒崎律の因縁の相手、白銀 怜(しろがね れい)


「一馬兄さん……」


健二がこれまでにないほど身構え、奥歯を噛み締める


< 43 / 106 >

この作品をシェア

pagetop