英語の天才は日本語がちょっと不自由!?
健二のロジックは完璧だった


日本の労働力不足のデータ、海外の先進事例、そして高校生が早期に社会と関わることの経済的メリット。


次々と数字と事実を突きつけ、帝都国際高校の目の前に強固な論理の壁を築いていく


「ふん、やるじゃないか健二。だが、甘いね」


否定派の席で、橘一馬が冷酷に微笑む


健二が4分間のスピーチを終えて席に戻ると、その顔にはうっすらと汗がにじんでいた


「……佐々木、白石さん。僕のパートは完璧にこなした。次は反論だ。相手が僕のロジックを崩しにくるぞ」


続いてマイクに立ったのは、帝都国際の一馬だった


一馬は健二が提示したデータを冷徹な英語で次々と否定していく


高校生の学力低下のデータ、アルバイトによる犯罪トラブルの増加。


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