英語の天才は日本語がちょっと不自由!?
完璧なデータ武装の前に、健二が築いた壁がみるみる削られていく


ステージの袖で見ていた律の顔が、緊張に強張る。


まずいな……完全に想定通りのデータで潰しにきている。このままでは論理負けするぞ……


「次、肯定派の反論をお願いします」


「よし、ウチの番だね!」


勢いよく立ち上がったのは、紬だった


「おい、白石さん! 本当に大丈夫なのか!?」


健二が心配そうに声をかける


紬の英語力は、この大舞台では明らかに格下だ。


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