英語の天才は日本語がちょっと不自由!?
けれど、彼女の言葉には、ステージの空気を一瞬で味方に変える圧倒的な「熱量」があった


「“Look at me! I am a gyaru! People think I'm lazy. But if I work, I learn manners, I learn communication, and I learn responsibility! Don't deny our future with your cold words!!”」


翻訳!


ウチを見てよ! ギャルだし、周りからは怠け者って思われてる。でもウチが働けば、マナーも、コミュニケーションも、責任も学べる! あんたたちの冷たい言葉で、ウチらの未来を否定しないでよ!!


「なっ……」


一馬の目が見開かれた


完璧な論理の隙間を、データでは測れない「生きた人間の感情」というパッションが力技でこじ開けたのだ


審査員たちが、驚いたように顔を見合わせ、ノートに激しくペンを走らせる


「……っ、やるじゃん、白石さん」


席に戻ってきた紬を、健二が顔を真っ赤にしながら、だけど最高の笑顔で迎えた


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