英語の天才は日本語がちょっと不自由!?
律は少し顔を赤くしながら、私の私服を上から下までチラッと見て、ボソッと呟いた


「……よく似合ってる。可愛いぞ」


「っ……!」


今度は私の顔がボッと赤くなった


いつも制服の律が、今日はシンプルな黒のサマーニットを着ていて、なんだか私服姿がやけに大人っぽくてドキドキしてしまう。


「ちょっとちょっとー! 開幕から二人の世界作らないでよねー!」


紬がニヤニヤしながら私たちの間に割り込んできた


「ほら、健二も突っ立ってないで、行くよ! 今日はウチが乗りたいアトラクション、全部付き合ってもらうんだからね!」


「なっ……。なぜ僕が君のわがままに付き合わなきゃいけないんだ。僕はただ、お祝いの席だから来ただけで……」


文句を言いつつも、健二は紬に腕を引っ張られると、満ざらでもなさそうな顔で大人しくついていく


「ふふ、健二ってば相変わらずツンデレだね。まさに『犬も歩けば猫を被る』だよ!」


「だから意味を混ぜるな、佐々木!!」


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