英語の天才は日本語がちょっと不自由!?
制止する律の声を背に、私は中央広場へと全力で駆け出した


これぞ私の圧倒的行動力!広場に到着すると、そこには高級なスーツを着た数人の外国人SPたちが、血相を変えて無線に怒鳴り散らしていた。


完全にパニックに陥っている


「どこ!? 青いジャケットの男の子はどこ!?」


私が周囲を鋭い目で見渡すと、きらびやかなメリーゴーランドの裏の植え込みで、小さく丸まってシクシクと泣いている金髪の男の子を見つけた


胸元には、VIPの身分証と思われるバッジが光っている


「見つけた!」


私が駆け寄ると、男の子は怯えたように体をすくませた


「……っ、誰? 触らないで!」


そこへ、男の子を見つけた不審な怪しい男二人組が近づいてくるのが見えた


男たちは男の子の手を無理やり引っ張ろうとしている


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