英語の天才は日本語がちょっと不自由!?
紬がいつも通り綺麗にツッコんでくれる


「おい、廊下で騒ぐな」


そこへ、生徒会の腕章をつけた律が歩いてきた。


いつもの冷徹な表情だけど、私の顔を見るなり、少しだけ目元を優しく和ませる


「緋彩、あの事件の件で、校長先生が直々にディベート部を表彰したいと言っている。国語の成績にゲタを履かせるどころか、これで赤点免除は確実だな」


「やったぁ! 律、ありがとう!」


私が飛びついて喜びそうになると、律は顔を真っ赤にして「公道だぞ、落ち着け」と私の額を指で小突いた


その過保護なやり取りを、周りの生徒たちが「え、生徒会長と佐々木さん、マジでいい雰囲気じゃん……」とニヤニヤしながら見守っているのを私は気づかなかった



放課後、私たちは意気揚々と部室に集まった


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