英語の天才は日本語がちょっと不自由!?
私の言葉を遮ったのは、律の静かな声だった


律の顔は青ざめ、その右手が、あの白銀怜に負けた時と同じように、カタカタと小さく震えていた


「黒崎、お前……」


隣にいた健二が絶句する


「……教頭先生。俺の処分は受け入れます。ですが、部員たちは関係ありません。彼女たちはただ、純粋にディベートに向き合っているだけです。部の活動停止だけは、撤回してください」


律は深く頭を下げた


自分のことよりも、私たちの部活を守ろうとする律。


「フン、それは調査結果次第だね。黒崎くん、しばらく生徒会室への立ち入りを禁じる」


校長室を出た私たちは、夕暮れの廊下を重い足取りで歩いていた


律は一言も喋らず、ただ拳を強く握りしめている


「なによこれ……! 誰がそんな最低な嘘の告発したわけ!?」


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