英語の天才は日本語がちょっと不自由!?
紬が怒りで声を荒げる


「……反黒崎派の仕業だろうね」


健二が厳しい表情で言った


「反黒崎派?」


「現生徒会の副会長一派だよ。奴らは次の選挙で自分が会長の座に就くために、現職の黒崎を失脚させようと狙っていたんだ。そこに、最近目立っていた僕たちの部活がターゲットにされた……。完全に仕組まれた罠だ」


「そんなの絶対に許せない……!」


私は胸の奥から煮えくり返るような怒りが湧き上がってくるのを感じた


いつも私を全肯定で守ってくれて、自分のトラウマを乗り越えてまでディベート部のために尽くしてくれた律が、こんな卑怯なやり方で傷つけられるなんて、一秒だって耐えられない


「ねえ、健二、紬。律が罠に嵌められて大人しく引き下がるなんて、私たちの辞書にはないよね?」


私が二人の顔を見ると、健二は不敵にニヤリと笑い、紬は「あったり前じゃん! ウチらのパッション舐めんな!」と力強く頷いた


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