先生はキケンな許嫁。
♡episode3 助けて
夜風の風に吹かれながら、夜道を歩いていた。
特に行くあてもないし、どうしよう。
てかなんで私がこんな思いしなきゃいけないのよ……
信号待ちをしていたその先にあるゲームセンターが目についた。
「……たまにはいいよね」
普段ゲームセンターになんて行かないわたしは、むしゃくしゃした気持ちで入り口に吸い込まれていった。
「ねぇねぇ、君、ひとり?」
「うわぁ、めっちゃ可愛いじゃん」
「お兄さん達と遊ばない?」
入口を通り抜けてUFOキャッチャーの通りを散策していたら、3人組のガラの悪い連中に囲まれた。
「そういうのいいんで」
サッと3人組の脇を抜けて通り抜けようとした時。
「ちょっとまったー」
「なんだ、顔可愛いのに、ひねくれてね?コイツ」
ガシッ
「……ちょ、ちょっと…離してよ!!」
3人の中の1人に強引に腕を掴まれたわたしは思いっきり腕を振り解いた。
「てめぇ、学生のくせに生意気じゃね?」
「お兄さんたちが教えてあげよっか?」
「……っだからやめてってば!!」
再び強引に掴まれた腕を振り払おうとしても男の人の力には勝てず、私の掴まれた腕は恐怖で震えていた。
このひとたち……怖い。そう思った。