先生はキケンな許嫁。
(先生side)
「はい席についてー、出席をとりまーす」
初めて許嫁に出会う日。
確か名前は、『白石美織』だったな。
名簿を見て名前を呼んで、顔をパッとあげた瞬間。
「………白石美織さん」
「はい」
俺は目を疑った。こんな可愛いやつが俺の許嫁だなんて。
てかさっき中庭で男子に告られてたよな?
まぁ可愛いしモテるのもわかる。
なんかでも、スンッとしてて男に興味はなさそうだな。
最初は遊んでやろうとか、高校生相手に恋愛なんてできるわけがないと思っていた。
「美織ちゃんただいま〜」
「………」
ん?なんだ、無視か。生意気だなぁ〜。
「無視はひどいよ美織ちゃん」
「……話しかけないで」
なんでこんな怒ってんだ?
まぁ、いきなり成人男性が一緒に住むとか言ったらそりゃあ嫌に決まってるか。
「保健室の遠藤先生と……」
あぁ、あの美人な遠藤先生のことかぁ。
なんだ、嫉妬してくれてんのか?
てか普通に可愛いじゃねぇか!
なんか告られそうになって、めんどくさくなったから、とりあえずキスして。
口を塞いどいただけなんだけどな。
「触らないでっ!」
触ろうとするとすぐ逃げるし。
普通に可愛いし。
俺は美織ちゃんの反応を見るのが楽しくて楽しくて仕方なかった。