先生はキケンな許嫁。
私は家から学校までは電車で通っている。
ガタンゴトンーガタンゴトンー…
電車が開きいつもの駅で降り、歩いて家に向かった。
「ふぅ〜」
まだブレザーに袖を通しているこの季節は
春の心地いい夕方のかぜに当たりながら帰る、帰り道がすごく好き。
−−−ガチャッ
「ふぁ〜…なんか今日疲れたぁー…」
私の部屋は1LDKの高層マンション。
1人暮らしを許可してくれたかわりに、父親が勝手に部屋を借りてきた。
セキュリティー対策はバッチリのオートロック。
しかも顔認証もしなければいけない二重ロック付き。
そういえば新しい担任の…なんだっけ名前。
チャラ男でいっか。チャラそうだし。
あのチャラ男がフルネームで私のことを呼んだのが、なぜかずっと引っかかっている。
「…なんか、眠いや…」
いつもに増して疲れた私は、白い皮生地のソファで気がつくと寝落ちしていた。
−−−ガサッガサゴソッ
「……ふ、ふぁ〜……ん…」
……ん?なんか物音が聞こえたきがする。気のせいかな。
「おはよう、美織ちゃん♡」
「……おは……へ…?………!?」
「寝顔かっわいい〜。先生と課外授業する?」
「きゃーーーーーーー!!!」
目覚めた私の目の前にいたのは……