先生はキケンな許嫁。


新しい担任の先生だった。



「な、なんで、チャラ男がいるのよ……」

「チャラ男?まだ初日なのに、俺そう呼ばれてるの?ひどいなぁ」

「……警察!警察呼びます」

「はい、ちょっとまったー」

「ちょっと!スマホ返して!」



チャラ男は私のスマホを取り上げて、私の手の届かない位置に腕を伸ばした。

どうにか頑張ってジャンプしてみるものの、身長155センチの私が届くはずはない。

そんなチャラ男はいたずらな顔をして、私の反応をみて楽しんでいる。



「美織ちゃんちっさ〜跳ねてる〜かわいい〜」

「不法侵入で訴えてやる」 

「まぁまぁ、一旦俺の話聞いてくれない?」



そう言いながらチャラ男は一旦ソファに腰掛けた。

スマホは返してもらえないし、私はチャラ男の話を聞くしかない状況になった。

…さいあくっ。



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