先生はキケンな許嫁。
「美織ちゃん、おいで」
寝室から聞こえたチャラ男の声に反応した私は、まさかと思いながら恐る恐るドアをあけた。
「ねぇ!勝手に人のベット入んないでよ!」
「あ、触った〜もうルール破った?」
「これは、しょうがないでしょ!あんたが勝手に……」
「俺と寝てみる?」
「いい加減にしてっ!」
「ごめんって〜わかったよ、俺はソファで寝かせてもらうから〜」
一瞬だけ私の上に馬乗りになったチャラ男はソファのあるリビングに戻っていった。
……こんなのが毎日続くってこと?
無理。ありえない。心臓がもたない…
そんなことを考えながらベットの中で眠りにつこうとした。…だけど、そんなにすぐに寝付けるわけがない。
寝なきゃ寝なきゃと考えながら、一生懸命に目をつぶる。それでも全然眠れない私は、窓の外が少しだけ明るくなってきたと同時にやっと眠りにつくことができた。