なってみせる、愛しのクリスタル♡~トップ男子たちに愛されるのがわたしの使命!?
「雫のためになったならよかった、俺も誰かの役に立てたならよかったよ」

どんどん、どんどん、目の中に水分がたまっていくから前が見えなくなっちゃって希生のことがよく見えない。

ねぇ今どんな顔してる?

「書いてよかった」

ぽろっと涙がこぼれる、だから前が見えるようになってずっとぼやけてた視界が明るくなったの。

「俺の唯一決められてなかった道だからな」

だけど、見たくなかったかも。

見ない方がよかったかもしれない。

そんなさみしい顔しないでよ、そんなさみしい顔で笑わないで。

わたしが苦しくなる、苦しくなるばっかりだよ。

「がっかりしただろ?逃げで書いた小説だなんて」

「ううんっ、そんなことない!」

ふるふると首を振った、ついでに涙も飛んでいけばいいのにって必死に涙をぬぐった。
いっぱいこぼれてきちゃってもうぐちゃぐちゃだったけど、それでも精一杯伝えたくて。

「さみしい時もかなしい時もキラひかを読んだら世界がキラキラして見えたんだよ!わたし生きててよかったって思ったの!もっともっと生きたいって思った…っ」

あの頃のわたしにはそれがすべてだったから。

いつだってそばにいてくれたのはキラひかだったから。
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