なってみせる、愛しのクリスタル♡~トップ男子たちに愛されるのがわたしの使命!?
「ねぇしずしず、知ってる~?」

隣に並んだクリくんがとんっと背中を窓につけた。太陽の光でいつもより髪の色が光って見えた。

「クリスタルレディーになったら何でも願い事を1つ叶えてもらえるじゃん?」

「うん、そう…聞いてるけど」

「それっておれらも一緒なんだよね~!」

「え、一緒って?」

目をぱちくりさせながらクリくんの方を見た。

一緒って何のことだろう、何が一緒って…?

「おれらMr.クリスタルも何でも願い事を1つ叶えてもらえんの!」

あ、そっか…!

聖クリスタル学園はクリスタルレディーだけじゃない、Mr.クリスタルの誕生だって待ってるんだ。

Mr.クリスタルだって名誉なことだもんね、クリスタルレディーと同じくらいね。


…なんてこと、まぁ知らなかったけど。


全然パンフ見てなかった、クリスタルレディーのことでいっぱいいっぱいで。

「だからおれも目指しちゃおうかなって思ったんだよね~!」

「え、そうなの?クリくんMr.クリスタル興味ないって言ってたのに」

「うん、なかったけど叶えたいことができた!」

「叶えたいことできたんだ!やったね、何を叶えたいの?クリくんは…!」

わっと気持ちが高まって手を合わせた。

夢ができるってすてきなことだから、クリくんにそんな夢ができたならわたしも応援したいなってー…


「しずしずを婚約者(フィアンセ)にする!」


思ったんだけどっ!!?
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