なってみせる、愛しのクリスタル♡~トップ男子たちに愛されるのがわたしの使命!?
キーンッと部屋中にこれでもかってほど大きな声が響いた、希生が叫んだから。

誰より大きな声にみんなびっくりしてさっきまでのわーわーが一気にしーんとした。


やばい、すごい怒ってる…! 

めっちゃくちゃこっちにらんでる、紅茶飲もうとして邪魔されたの怒ってるんだ!


どかっとソファーに足を組んで座ってた。
ティーカップを持ってこっちで言い合ってる間もゆっくり紅茶飲んでたから、きっと気に入らなかったんだよ静かに飲みたかったのにうるさかったから。

「何バカげた言い合いしてるんだ、せっかくの紅茶がまずくなる」

めーっちゃくちゃピリピリした空気にわたしの心臓はバクバクしてた。
ギロッとにらみつけた希生にみんな何も言えなくなっちゃって。

「誰もわかってないようだが…」

オロオロしちゃった、これは間違いなく怒られると思った。


また退学だなんだって言われてー…!



「聖クリスタル学園のキングは俺だ」



……。

え?えっと、それは…


どうゆう意味!?


あんなににらんでたのにふって笑った、笑って紅茶を飲んだの。
全然頭が追いつかないわたしの紅茶はもう冷めちゃってたのに。

「まぁまぁまぁ!希生がキングなのも今のうちだしな、いつかオレがなってみせるぜ!」

「おれだって負けないもんね~!!」

「本気出す」

なーんか勝手にいい感じの雰囲気になってみんなソファーに座り出した。

さぁ紅茶でも楽しもうか、みたいな空気感で。


ってちょっと待って!

まだわたしわかんない!


わたしは…っ


「……。」


でも、わたしも気付いたらほっぺがゆるんで笑ってた。

みんなといたら、楽しくなっちゃって。

じゃあわたしもがんばろう、わたしにできることまだまだあるから。


がんばらなくちゃ。
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