なってみせる、愛しのクリスタル♡~トップ男子たちに愛されるのがわたしの使命!?
って名前しか知らないんだけど、そんな風に呼ばれるってことぐらいしか。
だからくわしいことはわからなくて。

「椿原よりテストが上なんて人、見たことないものね」

「みんな初等部から一緒なんだよね?」

「そうよ、なんなら幼稚園から」

すとんっとイスに座った。
なんだか勝手に力が抜けちゃって、これからのことを考えるとちょっと気が重くて。

「だからさっそくクリスタルレディーが生まれるなんておどろきよ!」

杏莉ちゃんがぱぁっと目を大きくした。パンッと手を叩いてどちらかと言えばうれしそうな顔だった。

「…そのクリスタルレディーってどんな時に生まれるんだっけ?」

「雫ちゃんそれも知らないでここに来たの?」

「調べたんだけどよくわからなくて…」

みんなが目指してるものってことはわかったんだけど、どうしたらなれるかは入学のパンフレットには書いてなくて。
入学すればわかるかなって思ってたら、わかる前にこんなことになっちゃったから。

クリスタルレディーにどうやったらなれるのかなってー…?
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