なってみせる、愛しのクリスタル♡~トップ男子たちに愛されるのがわたしの使命!?
「まず最低条件はクリスタル・ペンデになることよ!」

杏莉ちゃんがピンッと人差し指を立てた。

「その中でもっとも優秀な女子がクリスタルレディーになれるの!だけど決まるのは卒業する時、その時すべての条件が満たされて、みんなから愛されて、祝福されて、やっと誕生するのがクリスタルレディー…なのよね、本当は」

ピンッと立てた人差し指がしゅんとした。杏莉ちゃんもうーんと首をかしげてる。

「だけど特例があって雫ちゃんはすでにクリスタルレディーに選ばれたの」

心臓がドキドキする、杏莉ちゃんがわたしをじっと見てくるから。

わたし、そんなによくないことしちゃったのかなって…

「庶民がトップを取った場合強制的にクリスタルレディーが生まれるのよ」

……。
この学校、お金持ちと庶民の差をとにかく強調してくるんですけど。

事実だからね、事実だからいいんだけどね!

「え、じゃあこないだの新入生テストでわたしが1位取ったから…?」

「そう、うちの学校はトップ10までは張り紙されるのよね。だから誰がクリスタルレディーに近いかすぐわかっちゃうの」

「てことは卒業待たずにわたしが…!?」

「そうね、クリスタルレディーの誕生よ」
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