なってみせる、愛しのクリスタル♡~トップ男子たちに愛されるのがわたしの使命!?
「クリスタルコレクトで今現在のトップが決まる、まぁお前には関係ない話だが…」

そんなの椿原希生に言われなくたってわかってる、人気も人望もわたしには全くないから。ちょっと勉強が得意なだけな庶民だもん。

……。

あれ?でも庶民が成績トップになった場合は強制的にクリスタルレディーなんじゃ…?

「まだ誰もお前をクリスタルレディーとは認めてない」

そうだ、ペンデみんなの許可がいるんだった。許可って言い方がなんか嫌だけど。

「さすがに俺も鬼じゃない、トップを取れなんてこと言わねぇよ」

フッといやらしく笑うとスッと前に手を出した。

「まずは5個」

大きく手を開いて、わたしに見せる。

「クリスタル5個、集められたら“クリスタル・ペンデ”であることを認めてやろう」

…、クリスタルレディーは認めてくれないってことね。

それもわかってるし、そんな簡単にはなれないってことくらい。

だけど、5個って…

「ルールは簡単だ、俺たち1年の持つクリスタルを5個集めるだけ。ただし自分は自分に投票はしてはいけない、それだけだ」

わたしからしたらとんでもなく大きい数字だと思う、だって友達杏莉ちゃんしかいないんだもん。杏莉ちゃんだって投票してくれるかわかんないし。

「ちなみに達成出来なかった場合、聖クリスタル学園を退学してもらう」

「え、退学!?そんなの…っ」

めちゃくちゃだよ、そんなのわたしに無理ってわかってて言ってるとしか…!

「それぐらいのリスクはいるだろ?」

怖い、にらまれて怖い。
口が開いたまま何も言えなくなって、きゅっとスカートの裾を握ることしかできなかった。

「さぁ、お手並み拝見といこうじゃねぇか」

つ、椿原希生め~~~~~!!!
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