なってみせる、愛しのクリスタル♡~トップ男子たちに愛されるのがわたしの使命!?

crystal.2)

たった5個、されど5個…

いや、かなり多いよ5個はっ!


話はそれだけだってすぐに追い出されたけど、教室に戻る足が重いなぁ。
どうやって5個もクリスタルを集めたらいいのか、全然わかんなくて…

「しずしずーっ!」

後ろから追いかけてきた栗丸くんがぴょんっと隣にやってきた。凹むわたしと違ってキャッキャ楽しそうで、キラキラした金髪がまぶしい。

「やっほーーーー!元気!?」

「…そう見えてるかな?」

「全然!」

「だよね」

元気になれない、あんなこと言われて不安しかないもん。はぁーってタメ息が出ちゃう、どうすればいいのかなぁって。

「キングはあんなこと言ってるけどさ!おれは大丈夫だと思うよ!」

「キング?」

「希生のこと!」

「あ、そーいえばそんなこと…」

“やべぇキングだっ!”って言われてた、なんでそう呼ばれてるのかは聞かなくてもなんとなくわかる気がするけど。

「うちの学年の王様だからキング!」

「…だよね」

すごいあだ名だ、めっちゃ強そうだし。
でもずっと成績トップだったんだよね、それはキングって…

そのトップをうばっちゃったみたいでちょっとあれだけど、でもわたしだってがんばったんだし!
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