なってみせる、愛しのクリスタル♡~トップ男子たちに愛されるのがわたしの使命!?
「クリスタル学園1年全員のうちの5個クリスタルをもらえばいいんだよ、イケるって!」

「そんな簡単じゃないよ、栗丸くん…」

1年生って何人いるんだっけ?300人とか?
…それもあんまりわからないけど、今のところわたしの人気はゼロどころか嫌われてるもん。

廊下を歩く足が重すぎる、教室まで遠くてちーっともたどり着かないし。

「トップになるのもむずしいけど、5個クリスタルをもらうのだってむずかしいよ」

「まぁね~、ライバルはおれたちだしね~!」

それもあるよね、あの4人と並んでわたしを選んでくれる人なんているのかな?
自分で言いたくないけどいないよね、1個ももらえないかもしれない。

「Mr.(ミスター)クリスタルもあるし!」

にぱっと大きな口を開けて笑った。

女子にクリスタルレディーがあるようにもちろん男子にもある、それが“Mr.クリスタル”。
わかりやすく言うとクリスタル・ペンデの中でトップの女子はクリスタルレディー、男子ならMr.クリスタルってこと。

「そうだよね、みんなだってなりたいよね」

「いーんにゃ、おれはなりたいと思ってないけどね~!」

「え、そうなの?」

「にゃ、別にどっちでもい~!」

杏莉ちゃんもなりたいと思ってないって言ってたし、そうゆう人もいるんだ。
あたりまえにみんな目指してるのかと思ったけど違うのかな。

「ぜってぇーっキングだから、トップ取るのは」

それはちょっとあきらめみたいな?
そんな感じなのかな、でもそんなのやってみなきゃわからないと思うんだけど。

「でも意外と銀あたりは狙ってるね〜!」

「え、銀くんが?」

「そーそー、それも超本気!」

ピンッと人差し指を立てた、ニヤッと笑って。

銀くんはMr.クリスタルになってやりたいことがあるのかな?

きっと目指してる人の方が多いと思うから、それはいいことだと思うけどー…


「銀の家はニセモノだから」


え、ニセモノ?それってどうゆう意味…

「ねぇしずしずにお願いがあるんだけどっ!」
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