なってみせる、愛しのクリスタル♡~トップ男子たちに愛されるのがわたしの使命!?
な、なんてことが…!?
起きるなんて自分でも思わなかった。今だって信じられない。

「だから大騒ぎよ、みんな狙ってるからね…でも女子だけじゃない、男子だって庶民入学がテスト1位なんて思っても見なかったでしょうし」

教室中がざわざわしてるのがわかる、みんながわたしの方をチラチラ見ては何か言ってる。

「そりゃ気に入らないわよ、椿原なんか特にね」

怖くて杏莉ちゃんのことしか見れない…!

「ごめんね、本当は杏莉ちゃんだったのに…っ」

「いいのいいの、私は別にクリスタルレディーになりたいと思ってないし」

「でもっ」

テスト6位が杏莉ちゃんだった、初等部から一緒に人たちは絶対クリスタルレディーは杏莉ちゃんだって言って…

「私には許嫁がいるから♡」

え、許嫁?

急に何の話かと思って目をぱちくりさせちゃった。

「だからクリスタルレディーになる必要もないし、なりたくもないし、全然興味なくて…って雫ちゃん?」

許嫁って将来結婚する人のことだよね?
それはわかるんだけど、なんで急にその話をしたのかがわからなくて。

「あ、ごめん…それとクリスタルレディーは何の関係があるの?どうして必要がないって…」

「それも知らないのね、雫ちゃん」

ふぅーっと杏莉ちゃんが長めの息を吐いた。
どうやらわたしは何も知らないままここにいるみたい、杏莉ちゃんの重い口がゆっくり開くから…
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