なってみせる、愛しのクリスタル♡~トップ男子たちに愛されるのがわたしの使命!?
「…勉強してるの?」

そろーっと様子を見ながら聞いてみる。

「その、経済学…?ってやつ」

それがなんなのかイマイチわかんないけど…
お金のことかな?お金を学んでるってこと?

「…そりゃ一応、会社のことだからな」

ふぅっと息を吐いた希生が本を取った。

ペラペラとめくって見てる、それをちょっぴりのぞいてみたけどちんぷんかんぷんだった。
何が書いてあるのかさっぱりわからない、きゅーって眉毛が顔の真ん中に集合しちゃったし。

だけど希生は変わらない顔で1ページめくって、真剣な顔で文字を追ってた。

……。

そんな顔を、つい見入ちゃって。

でも見てたらなんだかうつむきたくなった。


ここはお金持ちしか入れない聖クリスタル学園、でもどうしてお金持ちかと言えば家が大きな会社だったり広い土地を持ってたり、親が有名人だったりするけど…

お金だけじゃない、みんな聖クリスタル学園(ここ)に通うふさわしい人ってこと。


希生はTSUBAKIグループの1人息子だって、ということはそんな大きな会社を背負っていく人なんだ。


「…すごいね、キングは」

「は?」

ただえらそうにしてるだけじゃない、いっぱい勉強してそこに立ってるんだよね。
そんなむずかしい本が読めちゃうくらいね。
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